大手の料金が他界ため、格安航空を利用することに ❘ 座席は広いとは言えなかった ❘ 様々な面を比較して決めよう
一人きりで旅行をすることが多い私にとってはLCCで座席指定をするのが有料なのは特に問題を感じることはありませんでした。
どの席になっても同じようなものであり、窓際か通路側かでの好みもなかったのでどのLCCを利用するときにもオプションとして選ぶことがなかったのです。
ただ、バニラエアを利用したときにたまたまリラックスシートを利用することができて考え方が変わりました。
昔から旅行が好きで海外旅行にもよく行っていましたが、その頃に利用していたのは日本の大手航空会社でした。まだLCCの就航が活発に行われていなかった時代なので他に選択肢がなかったからです。
多数のLCCが登場して安く国内旅行ができるようになってからはよく利用するようになりました。
そのときに確かにシートピッチの狭さが気にかかったことはあったものの、実際には二時間にも満たないようなフライトばかりなので意に留めないうちに慣れてしまったのです。
その点で安い方が良いという気持ちさえあればLCCで十分だったのですが、バニラエアでたまたま空席があったのかリラックスシートに案内されたときには座席の快適さに驚かされざるを得ませんでした。
先頭の席だったので足元がゆったりとしていて伸ばすことができたのです。
また、もともと革張りになっているシートは座り心地もよく、そこにリラックスした気分で座れるのは贅沢な気分を得るのに十分なものでした。
旅行に行った帰りのフライトだったこともあってその快適さを実感したのでしょう。
この経験をしたことで身体をいたわるなら少しだけでも出費をして良い座席に座った方が良いと考えるようになりました。
それを初めてお金を払ってまで決行したのはバニラエアでマニラに行ったときでした。
久々の海外旅行だったので四時間というフライト時間が体力的に辛いのではないかと考えたからです。
チケットが売り出されると共にすぐに購入してリラックスシートを選択し、先頭の座席を確保しました。
このときには帰りの荷物が多くなるだろうという予想もあったのでコミコミバニラにしようかと悩みましたが、余計に費用がかかってしまいたくないと考えてシンプルバニラにリラックスシートを付けるという形で申し込みました。
先頭の席を選んでおいて良かったのはゆったりとしていてフライトの四時間という長い時間を休息に使いやすいことだけではありませんでした。
機内サービスでご飯を食べる予定だったのですが、数量限定のお弁当を確実に確保することができたのです。
リラックスシートを手配するのにかかった費用は片道1200円でしたが、四時間も快適にするためのものと考えると十分に納得のできるものでした。
足置き台を準備して来ていたのでそれも役に立ち、贅沢なフライトを実現することができたのです。
コミコミバニラにするとスタンダードシートでの座席指定が無料で行えるようになりますが、リラックスシートにかかる費用についてはシンプルバニラと違いはありませんでした。
そのため、荷物を預ける予定があったとしてもリラックスシートを選ぶならシンプルバニラの方がお得なことの方が多いでしょう。
私もその計算をしてみて予約変更や払い戻しなども全て利用するという想定にしておかない限りはリラックスシートを選んだらシンプルバニラの方がお得だという結論に達しました。
料金体系は変化する可能性があるのでいつもこのような状況であるとは限りませんが、上位のシートを予約するときにはセット価格が割引にならないこともあるのは覚えておくと良いと感じた点です。
バニラエアはスタンダードシートとリラックスシートの差が大きいので、特に指定する意味があると考えています。